四柱推命学に関するよくある質問に対してお答えします。

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質問11 世間の四柱推命学に対する考え方に違和感はありますか?

 運命学とか占いに興味を持つ人は、どうしても宗教的な心理状態の人が多いようです。専門家に相談する際に、「何か教えをこいたい」といった乗りがあるのです。 私は教祖でもなんでもありませんので、少々困るのですが、純粋 な気持ちがあることは理解できるので、メールをいただいたりしたら、その気持ちを傷つけないように配慮はします。でもやっぱり正直言って困ります。

 話は変わりますが、古代中国においては、天官という、皇帝の直属の地位にあって、暦を決定したり、日食を予知したりする役職の人がいました。日食といっても、今ではただ単なる天文ショーくらいに思われていますが、当時は、正確に日食を予知することは神格化された皇帝の権威を保つ上で重要な意味がありました。

  つまり、天官は天文学者であり、同時に政(まつりごと)を左右する神官でもあったのです。そして、中には、天文学、暦の知識を元に、四柱推命(子平)の本を残している人もいます(『窮通寳鑑<きゅうつうほうかん>』、あるいは『造化元鑰<ぞうかげんやく>』という書がある。その道の人には有名である)。

 こうした東洋の歴史的背景のためか、日本でも宗教的なことと科学的なことの境界線が明確ではないかも知れませんが、もう21世紀なのですから、意識の変革があってもいいのではないかと考えます。

 もう一つ違和感を感じることがあります。それは、先入観をもって四柱推命に関わってくる人がいることです。正しい知識に裏付けされた話ならまだいいのですが、書店に並んでる何冊かの占いの本を読んだことがあるとか、雑誌の運勢コーナーをいつも見てる、とかいうのが困ります。

  つまり、どこにも転がっている情報が判断材料のすべてで、また、その本人はそれが世の中のすべてだと、あるいは常識だと思っている場合です。年齢が高いほどこの傾向は強くなりますが、個人差がありますので一概には言えません。若い人でも凝り固まった人はいます。

というより、私たち研究家の活動とか宣伝がまずいため、四柱推命平が正しく世の中に浸透していないのかも知れません。千年以上の歴史があるのに、四柱推命にはいまだに居心地のいい場所がないのです。検索エンジンに登録するとき、不本意ながら「占い」とするしかないのです。


質問12 四柱推命学の限界はどこにあるか?

質問13 四柱推命学はビジネスにどのように役に立つか?

質問14 「動物占い」って何?

質問15 相性って何?

質問16 四柱推命学には流派があるのですか?

質問17 五行と色の関係は?

質問18 十二運は使用しないのですか?

質問19 有名人のなかには、2つ以上誕生日がある場合がありますが?

質問20 四柱推命学は科学か?
INDEX  質問1〜10  質問11〜20  質問20〜

 
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