以下の説明を読み、すんなりと理解していただけるのは、私の講義に出席された方と新刊『基礎から最高峰を目指す四柱推命の本』の読者だけでしょうが、現状ではまだ少部数しか世の中に流通していませんので、読者の対象が少ないことを承知の上で、あえて、こうした形で情報を発信することにしました。
戦後最強の安倍内閣はいつまで続くのか
「通変の調和」の視点から見ますと、安倍総理の在任は2020までと考えられるのですが、自民党の内規で、自民党総裁は2期6年と決められていましたので、あり得ない話でした。しかし、自民党の内規が改定され、3期9年に延びました。これで推命の理論通りになりました。この点については2016年9月に、このコラムで触れています。
さて、さらに詳しく安倍総理の命運を看てみます。
40歳 丁丑(己)から、「通変の完全調和」が始まっています。「通変の完全調和」とは、2種類ある「通変の調和」が同時に成立することで、拙著を読まれれば誰にも分かります。
安倍氏の40歳頃をみてみますと、政治家としての基礎を固め始めた時期に当たります。52歳時、小泉内閣の後を受け、第1次安倍内閣発足。2007年、53歳時に、健康問題を理由に辞任することになりました。
「通変の完全調和」が成立している時期に、なぜこうしたことになったのか。それは大運が戊寅(甲)であったからと理解できます。木旺の甲木が旺じる時期は、あまりにも五行の調和が崩れすぎで、体調問題が発生したのです。
ところが5年ほど野党に下野した後、大運は己卯(乙)に交替し、甲木が乙木に変化したことにより、五行の調和に多少接近したのです。そして第二次安倍内閣の発足になったのです。
生年月日/1954年9月21日2時35分 性別/男 2017年3月現在 62歳
大運交替/約5歳11カ月3日 交替年月/庚年申月
甲 午(丁) 大運
癸 酉(辛) 36歳 丁丑(癸)
庚 辰(乙) 40歳 丁丑(己)
丁 丑(己) 46歳 戊寅(甲)
56歳 己卯(甲)
58歳 己卯(乙) ※この大運から第2次安倍内閣発足
66歳 庚辰(乙)
70歳 庚辰(戊)
76歳 辛巳(丙)
86歳 壬午(丙)
※大運干の太字は「通変の調和」成立
三選は間違いないが四選はない
今後ですが、65歳まで「通変の完全調和」が成立していますので、どう考えても安倍氏は総理の座にとどまっているであろうと考えられるのです。2018年に安倍総理は三選を実現することは間違いないと言えます。左翼が安倍おろしに躍起になっていますが、かなわぬ望みとなるでしょう。なお安倍総理の「四選もありうる」という人もいますが、推命的にはそれはないと断言できます。
さてその後ですが、「通変の調和」は継続しますが、66歳庚辰(戊)から、「五行の調和」に近づきますので、要職から身を引き、政界の第一線からは、ほぼ引退となるでしょう。
さて次期総理ですが、誰も候補がいないのが日本の不幸です。ですから安倍晋三氏には、今しばらく頑張っていただきたいと思います。最近の政情を見ますと、河野太郎氏もありかなと思い始めています。
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<大正7>~2037年<平成49>
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