「どうしても紙の本がいい」という人のために電子書籍の簡易製本版を用意しました！

ご挨拶

2013年の12月に、Google ブックスより電子書籍を出刊し、ご好評をいただいております。

しかしながら、タブレット自体今ひとつ普及していませんし、パソコンでも読むことができると言いいましても、パソコンの扱いに詳しい方ばかりではないのが現実です。

また、電子書籍を出して気がついたことがあります。小説のように前から順に読み進める本は、電子書籍でも快適なのですが、拙著のような教材・解説本の場合は、読み終わったページに逆戻りすることがあり、その際、電子書籍はきわめて使い勝手が悪いのです。

講義や研究会で、「どうしても紙の本がいい」「紙の本は出さないのか」という意見をたびたび耳にすることがあり、ご要望に応えることはできないものかと、ネットで対策を探していました。つまり、電子書籍を紙の本にするという、時代を逆行するようなサービスはないかと。

ありました。

紙の本を希望者に頒布可能になりました。

ただし、原則、今までご縁のあった、数百人の講義の受講生と卒業生、そして旧著の読者を対象に、電子書籍のデータを編集し直し作成した簡易製本の本をおわけすることを考えていますが、そのほかの方もご希望であるなら対応いたします。

郵送が基本ですが、現在、講義や研究会にご出席の方には手渡しをして、包装・送料を節約していただけるように考えています。

※手渡しの場合、費用は当日精算も可です（お釣りがいらないようにお願いします）。

なお、ごく少部数の発行になりますので、希少価値がある書籍になると思います。

是非ともご利用ください。

　※クリックしますと大きな画像が表示されます

書籍の内容の概略

『滴天髄』は、700年ほど前、中国において元から明にかわる時代に著わされた書と言われています。その後の推命の研究者の評価は高く、名著としてたびたび取り上げられています。
現在においても、四柱推命を専門的に学ぶ上で、必ず目を通しておきたい名著と言えます。

本書は、今までネットで無償公開してきた和訳のデータに、中国清朝の皇帝、乾隆帝、康煕帝、西太后、辛亥革命頃の政治家、蒋介石、孫文、そして任鐵樵、袁樹珊という著名な命家の実例を追加し、再編集したものです。任鐵樵、袁樹珊は、その著書に、自身の四柱八字を掲げて解命していますが、本人が書いたものですから、その死に至る過程は当然触れられていません。本書では、後の時代の書を参照することにより、この２人の一生を初めて明らかにしました。その結果、任鐵樵は、天才肌の命家であり、袁樹珊は、優秀な起業家であることを知ることになりました。

本書では『滴天髓』の和訳のほか、清朝の皇帝の実例を取り上げています。清朝に最盛期をもたらした、康煕帝、雍正帝、乾隆帝。そして清朝が滅亡に至るまでの、咸豐帝、同治帝、光緒帝、宣統帝（ラストエンペラー）を対比させ、国家の存亡と皇帝の命運、つまり、国家のトップとその存亡の関係を解明しています。

なお、本書をお読みになる前に、既刊基礎から最高峰を目指す「四柱推命の本」を読まれていることが望ましいと言えます。

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