以下の説明を読み、すんなりと理解していただけるのは、私の講義に出席された方と新刊『基礎から最高峰を目指す四柱推命の本』の読者だけでしょうが、現状ではまだ少部数しか世の中に流通していませんので、読者の対象が少ないことを承知の上で、あえて、こうした形で情報を発信することにしました。
臨機応変な対応とも言えますが
誰でも相手により態度を使い分けることはあります。最低で二通り、多ければ三通り、四通りと使い分けることもあるでしょう。
この使い分けが、外づら、内づらといわれることがあります。
外づら、内づらを使い分けるということは、あまりいい意味を伴わない形で言われますが、こうしたことが言われるのは、使い分けている状態をすべて観察できる人がいる場合に限られます。
その観察者になることが多いのが、配偶者です。
外づら、内づらを使い分けるのは、状況に応じて臨機応変に対応しているとも言え、必ずしも性格の欠点とは限りませんが、誰にでも同じように接する人もいますので、それに比較すると、日本人的な感性からして、よく言われないことが多いのではないかと思います。
外づら、内づらの使い分けは、財の事象の一部
さて、外づら、内づらを使い分けるのは、日干に財が隣接している人に見られる特徴です。財が隣接していますと、愛嬌があり、人当たりがよくなりますが、一方で、打算的となったり、金銭的なことに限らない形の損得で物事を判断することになります。そのため、自身に利益をもたらさないと判断しますと、手のひら替えしをしたりします。悪く表現しますと裏切りです。
外づらがいいのは、何らかの見返りが望めると思っているからでしょう。内づらが悪いのは、損することはなくとも、プラスになることは期待できないと判断しているのかも知れません。
よく「釣った魚には餌はやらない」と言われますが、恋愛中は至れり尽くせりであったのが、結婚後は別人のように無愛想になることがあるようですが、これも財の好ましくない働きとなります。
以上の事象の現われ方の程度は、大運により左右されます。日干に財が隣接していて、社会福祉に尽力する人もいます。また、日干に財が隣接していない人は、裏表がなく、率直な言動が特徴になります。ただ、率直すぎて、バカ正直と言われる面もあります。
詳しくは、『サクサクわかる 四柱推命の本』を参照してください。
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<大正7>~2037年<平成49>
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