以下の説明を読み、すんなりと理解していただけるのは、私の講義に出席された方と新刊『基礎から最高峰を目指す四柱推命の本』の読者だけでしょうが、現状ではまだ少部数しか世の中に流通していませんので、読者の対象が少ないことを承知の上で、あえて、こうした形で情報を発信することにしました。
四柱推命により予見可能
ある程度の年齢になり、人生を振り返りますと、誰にも生活環境が一変した時期があることに気がつくのではないかと思います。転職、引っ越し、引退、結婚・離婚などなど。
その変化の内容や状態はさまざまであるため、一括りにして説明することはできませんので、ここでは、「多忙から閑暇」、逆に「閑暇から多忙」への視点にしぼり、生活の変化を考えることにします。
もちろんこうした変化は、四柱推命により確実に予見できる話なのです。
多忙は「五行の非調和」、閑暇は「五行の調和」
ここで言う多忙とは、身体的な負担が大きい状態という意味です。大運で「五行の非調和」になりますと、多忙になります。逆に「五行の調和」になりますと、閑暇になります。閑暇とは、残業もノルマもないような仕事に従事するとか、定年後の悠々自適のような状態を指します。
「多忙から閑暇」は、例えば、企業戦士だった人が定年になったことを契機にして、悠々自適の生活を送り始めるような状態です。あるいは、スポーツ選手が現役を引退するようなことも該当します。
「閑暇から多忙」は、転職により、それ以前の職業より仕事がハードになるような状態です。あるいは、働かなくてもとりあえず生活はできるような環境が破綻し、生活のために働かなくてはならなくなるような状況が該当します。
いずれも、人生の大きな転機です。こうしたことが予見できたなら、かなり有用ではないかと思います。
その視点は、大運における「五行の調和」と「五行の非調和」なのです。
大運は10年ごとに変化しますので、この視点から大運を見ますと、人生を設計する上で、若い人ほどかなり役に立ちます。高齢者は今さらの話とはなります。
なお、「五行の非調和」の大運を巡った際は、「通変の調和」「通変の非調和」のいずれかであるかが、その時期の事象を天地雲泥とも言えるほどに変化させる場合がありますので注意が必要です。
「通変の調和」については、このコラムの『Vol.6「通変の調和」の発見』を参照してください。
詳しくは、『サクサクわかる 四柱推命の本』を参照してください。
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<大正7>~2037年<平成49>
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