以下の説明を読み、すんなりと理解していただけるのは、私の講義に出席された方と新刊『基礎から最高峰を目指す四柱推命の本』の読者だけでしょうが、現状ではまだ少部数しか世の中に流通していませんので、読者の対象が少ないことを承知の上で、あえて、こうした形で情報を発信することにしました。
自閉症で思い浮かぶのは、アインシュタインと水木しげるさん
手元にある実例の中で、自閉症ではなかったと思われる有名人が二人。一人は、天才物理学者のアインシュタイン、もう一人が、漫画家の水木しげるさんです。
二人とも、4歳、5歳になるまでひと言もしゃべらなかったため、ご両親は知恵遅れと考えていたようです。これは、自閉症特有の症状でもあるのです。
アインシュタインの出生時間は判明していますが、水木しげるさんの出生時間は不明ですが、過去の経歴より推定してあります。アインシュタインの実例は、『基礎から最高峰を目指す四柱推命の本』の掲げてあります。水木しげるさんの推定出生時間については、己卯刻と考えています。
この二人の四柱八字を見ますと、幼少期の大運に共通性があるのです。その視点は、印と財のあり方です。四柱推命を研究するということは、類似した事象における四柱八字のあり方の共通性を摘出することなのです。
印と財という通変のあり方の共通性
日干に印が多く隣接したり、あるいは後天的に大運で印が強くなりますと、その人の性格や行動パターンは、特定のごく狭い方向へ向かうことになります。関心のあることは、寝ることも忘れるほど一生懸命関わるのですが、それ以外のことは見向きもしないことになるのです。これ自体、自閉症の症状の特性の一つです。
このように偏った嗜好性をもつことは、一般的な価値観からして望ましいことではありませんから、財が印を剋して印の働きを抑制するなら、バランスがとれることになるのです。
ところが、アインシュタインと水木しげるさんの幼少期はこの逆なのです。財が弱くなり、印がさらに強くなっているのです。
こうした幼少期を過ごしたお二人は、その後の人生で特異であり、天才的な業績を残されました。強いていうなら、幼少期に自閉症であったことが、幸いしたことになっているのです。
ちなみに、多くの一流と言われている専門家には自閉症的な面が備わっているのではないかとも考えています。
詳しくは、『サクサクわかる 四柱推命の本』を参照してください。
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<大正7>~2037年<平成49>
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