以下の説明を読み、すんなりと理解していただけるのは、私の講義に出席された方と新刊『基礎から最高峰を目指す四柱推命の本』の読者だけでしょうが、現状ではまだ少部数しか世の中に流通していませんので、読者の対象が少ないことを承知の上で、あえて、こうした形で情報を発信することにしました。
「五行の調和」に関する幻想レベルの戯言
Vol.96で「五行の調和」が実現した時に起きる事象に触れました。五行が調和すれば、規則正しい生活が実現し、食生活も健康的で、身体に悪影響が及ぶ原因から遠ざかることになり、結果的に長寿になることもある、と。
今日、ふと思ったのですが、この事象にいちばん合致するのが、ひょっとしたら、犯罪を犯し、刑務所に収監されている囚人ではないかと。確かに。
刑務所に収監されますと、糖尿病のような持病さえ治ると言われています。その理由は、言うまでもなく、規則正しい生活のもと、健康的な食事が提供され、酒、タバコ、コーヒーのような嗜好品を口にする機会がほぼないからであろうと考えられます。
古来より四柱推命では、「五行の調和」が実現したなら、地位・名誉、そして財も手に入れることができるとされていましたが、罪を犯し、刑務所にいる人が、ある意味、理想的な形で、五行が調和しているという皮肉な話にもなるわけです。
ですから、古来より伝承されている「五行の調和」が実現したなら、すべての「幸」を手に入れることができるという考え方は、幻想レベルの戯言であろうと言えるのです。
死刑囚は別にして、長期の有期刑の場合、五行が調和しますから、囚人はその人の寿命を、天寿と言われるまで全うできることになるのではないかと思います。
また、犯罪を犯して、裁判の結果、収監されることになるような場合、その犯罪者は五行が調和する大運に巡ることがあらかじめ決まっている可能性があるかも知れないと言えます。手元にいくつかの犯罪者の実例はありますが、差し障りがあるため公開は控えます。
詳しくは、『サクサクわかる 四柱推命の本』を参照してください。
★無料アプリ/PC、スマホ、タブレットで四柱八字を自動計算表示
★紙の本/★まずこの本から★『基礎から最高峰を目指す 四柱推命の本』
※大阪・心斎橋「中尾書店」、東京・神保町「原書房」、板橋十条「鴨書店」にて入手可能
★紙の本/中国古典の名著『滴天髓 通神論』
※大阪・心斎橋「中尾書店」、東京・神保町「原書房」、板橋十条「鴨書店」にて入手可能
★紙の本/人事・採用にすぐ役立つ 「四柱推命の活用法」
※大阪・心斎橋「中尾書店」、東京・神保町「原書房」、板橋十条「鴨書店」にて入手可能
★紙の本/「基礎から最高峰を目指す 四柱推命の本」 準拠。『干支一二〇年暦』1918年
<大正7>~2037年<平成49>
※大阪・心斎橋「中尾書店」、東京・神保町「原書房」、板橋十条「鴨書店」にて入手可能
since 2015・4・1