四柱推命「学」のホントのところ

『サクサクわかる 四柱推命の本』が従来の推命とどう異なるのか

「通変の調和」という新視点を導入

  四柱推命には、「五行の調和」という重要な視点があります。四柱八字、そして運歳(大運と流年)を統観し、五行が相互に扶抑(フヨク:たすけ、おさえるの意)した結果、バランスが取れている状態を調和といい、調和が実現されるなら、その人は健康であり、経済的にも恵まれ幸福を享受できると判断する根拠としているのです。

 つまり「五行の調和」の視点は、運命学としての四柱推命の、中核をなす概念なのです。

 ところが、「五行の調和」の視点では説明できない実例があることも事実なのです。インターネットのおかげで、多くの有名人の生年月日時も入手可能になり、それらの有名人の方の全盛期、衰退期などの浮き沈みが、「五行の調和」の視点では論理的な理解が不能なのです。これはここ数年来かかえていた、解決すべき問題でした。

 そこで自身の論を見直してみたところ、ひとつの解決策に気づくことになりました。それが「通変の調和」という概念です。

 拙著では、
 五行は、生来の身体的なことだけを看る視点
 通変は、対人・対社会的なことを看る視点
と説明しています。つまり、五行では、カラダのことはわかっても、対社会的な事象、たとえばお金持ちになれるかどうかは知ることはできないと言っているのです。

 ところが、古来よりの「五行の調和」という絶対的とも思える概念に私自身もしばられ、五行が調和さえすれば、お金持ちにもなれるなどと矛盾した考えをしていたのです。この誤りに気づき、その解決策として「通変の調和」という考えに思いたったのです。

 古来よりいわれている「五行の調和」が実現したなら、その人は健康を保つことができると言えます。ただそれだけです。世の中で活躍できるかどうかを知るには、「通変の調和」の視点から論じなければならないのです。「五行の調和」を根拠にして、用神、喜神、忌神などと、古来よりの用語を振りかざしても、まったく無意味なのです。

 なお、「五行の調和」と言いましても、日干の強弱を調和するという視点には通変の視点が暗に含まれているため、「通変の調和」で、すべて説明できない部分もありますが、旧来の「五行の調和」=幸福という方程式は間違いであることは確実なのです。

 古来よりいわれている用神・喜神が大運に巡るなら、その人は幸福だとされていましたが、幸福とは言えない人がいることを無視してはならないのです。忌神が大運に巡ったなら、その人は不幸だといわれていましたが、一世を風靡し、数十億の収入を得る人もいるのです。

 さて具体的に「通変の調和」とはどのような視点かは、既刊の拙著には項を設けて説明していませんが、基本的な考えはまったく変わっていませんので、よくよく拙著をご覧になられれば、「通変の調和」の考え方は、おおよそ察しが付く範疇にあるのではないかと思います。

 今のところ「通変の調和」の詳しい内容については、残念ながら、東京・大阪・名古屋で行なっている講義と、東京・大阪の講義修了者による研究会でお話しするにとどまっています。

   五行の調和
   通変の調和


 命運を、「五行の調和」の視点により健康面を論じ、「通変の調和」の視点により社会的活動の状況を論じ、この二つの視点を総合することにより、初めて四柱推命により人の命運を論じることが可能になるのです。

 


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