世の中には怪しげなものがたくさんあります。占いの世界にも多くあります。
 ここでは、四柱推命の本筋から逸脱し、怪しい世界に入り込んでしまっているエセ四柱推命を見抜く目を養っていただくコーナーです。
 つまらないものに引っかかって無駄なお金を使わないように気をつけてください。

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視点21 調候という概念の正しさは揺るぎない???

視点22 通変(生剋名)の<財>はお金???

視点23 通変(生剋名)の財は配偶者???

視点24 開運グッズは効果てきめん???

視点25 泰山(Taizan)流は真伝???

視点26 五行の木(moku)は樹木で、金(kin)は金属???

視点27 すべての職業は五行に配当される???

視点28 数億、数十億といった年収がある人は、みな吉???

視点29 八字や格局に「真」「仮」、あるいは「貴」「賎」の相違がある???

 ご存じのように、四柱推命が発展してきた時代の社会体制が封建主義であったため、四柱推命の論議の中にもその影響が色濃く残っています。四柱推命において名著といわれることが多い、『滴天髄』や『子平眞詮評註』なども、その例外ではないのです。

  日本で言えば、「武士の子は武士」「農民の子は農民」といったような、乗り越えることができない階級のようなものが中国にも存在し、四柱推命の著作も、それぞれの時代の体制との整合性を保つように,,、著わされているのです。
  主題に取り上げた「真」「仮」、あるいは「貴」「賎」なども、こうした時代背景に束縛されたなかで考え出された概念なのです。

 ですから、 今の日本において、「あなたの四柱八字は真です」「あなたの四柱八字は仮です」と断定することは、何も意味をなさないどころか、一種の差別用語としかならないのです。「真」の八字の人と、「仮」の八字の人にどういった具体的な違いがあるというのでしょうか。

  古来よりの論には学ぶべき点は多くありますが、「真」「仮」、あるいは「貴」「賎」などといった、現代では通用しない概念に固執するのは、誤りを招くだけと言えます。

 古典は重要ですが、過去の遺物となってしまっている概念に執着して、そこから脱却できないような、自称推命の専門家とは関わらないほうが賢明ではないでしょうか? 
INDEX  視点1〜10  視点11〜20  視点20〜

 
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