世の中には怪しげなものがたくさんあります。占いの世界にも多くあります。
 ここでは、四柱推命の本筋から逸脱し、怪しい世界に入り込んでしまっているエセ四柱推命を見抜く目を養っていただくコーナーです。
 つまらないものに引っかかって無駄なお金を使わないように気をつけてください。

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視点21 調候という概念の正しさは揺るぎない???

視点22 通変(生剋名)の<財>はお金???

視点23 通変(生剋名)の財は配偶者???

視点24 開運グッズは効果てきめん???

視点25 泰山(Taizan)流は真伝???

 日本では、泰山流といわれている四柱推命が最も普及しているのではないかと思います。泰山流とは、阿部泰山という方のお弟子さんが師の後を継いで成している四柱推命の一派です。もちろん日本だけです。
 阿部泰山氏は、明治以降、中国の古書にも広く目を通され、初めて本格的に四柱推命を研究された方と言えるでしょう。そして著作も多く、いまだに多くのお弟子さんが活躍しています。

 関西方面では、四柱推命と言えば泰山流、と言ってもいいくらいで、お弟子さん、そしてその影響を受けた人が多く、全国的に見ても、一般書店に並んでいる四柱推命の本は、そのほとんどが泰山流の息のかかったものと言ってもいいと思います。
  もしあなたが、本屋で四柱推命の本を買って読んだことがあるなら、きっとその本は泰山流でしょう。

 四柱推命の流派を形成することの良し悪しは別として、問題は泰山流に四柱推命の核心が正しく伝えられているかです。つまり、発祥の地、中国の四柱推命の書にちりばめられている、その神髄が正しく伝えられているかです。

 最近活躍しているお弟子さんの出版している専門書を何冊か拝見したことがありますが、十干に言われている事象、十二支に言われている事象、十二運に言われている事象、通変星に言われている事象、さらに神殺等々を、論理的思考のないママ、都合に合わせて取捨選択しているだけの方法論をとっているように思えます。

 私は、四柱推命は、極めて論理的で、体系的なものであると認識していますので、こうした書を見ると、かなり奇妙な感じがします。

 話は変わりますが、阿部泰山氏が亡くなられる直前の逸話に、次のような有名なものがあります。
 「『滴天髄(Tekitenzui)』から読むべきであった」
と死の床にあって、このように言われたということです。『滴天髄』とは、日本のみならず中国においても四柱推命の聖典とさえ言われている大変すぐれた内容の書物です。
 
  この逸話が事実なら、阿部泰山氏は、四柱推命の真髄に触れる前に、思い半ばにして亡くなられたということになります。

視点26 五行の木(moku)は樹木で、金(kin)は金属???

視点27 すべての職業は五行に配当される???

視点28 数億、数十億といった年収がある人は、みな吉???

視点29 八字や格局に「真」「仮」、あるいは「貴」「賎」の相違がある???
INDEX  視点1〜10  視点11〜20  視点20〜

 
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