世の中には怪しげなものがたくさんあります。占いの世界にも多くあります。
 ここでは、四柱推命の本筋から逸脱し、怪しい世界に入り込んでしまっているエセ四柱推命を見抜く目を養っていただくコーナーです。
 つまらないものに引っかかって無駄なお金を使わないように気をつけてください。

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視点21 調候という概念の正しさは揺るぎない???

視点22 通変(生剋名)の<財>はお金???

視点23 通変(生剋名)の財は配偶者???

視点24 開運グッズは効果てきめん???

視点25 泰山(Taizan)流は真伝???

視点26 五行の木(moku)は樹木で、金(kin)は金属???

視点27 すべての職業は五行に配当される???

視点28 数億、数十億といった年収がある人は皆吉???

  四柱推命は調和を重んじ、調和すればその人には幸(sachi)がもたらされるというのが古来より言い伝えられている四柱推命の考え方です。つまり四柱八字と大運を統観し、五行に強すぎるものもなく、弱すぎるものもなく、バランスがとれ、五行が調和しているなら、いわゆる吉であり、その人は健康で、収入も多く、ゆとりある生活を享受できると考えられているのです。

  確かに、この「調和」という視点には理があり、ごく一般的な生活をしている人においては、実証的に正しいと言えます。しかし世の中にはいろいろな職業がありますが、一部の、それもとてつもないお金を稼ぐ人たちには、この古典的な推命の価値観は通用しないのです。

  多くの人々があこがれ、あのようになりたいと思うのは、音楽や芸能の分野、あるいは経済界で、年収が億をはるかに超えるほど活躍している人たちです。特に、作曲・作詞家、漫画家など、人々の羨望の的になることがあります。

  そうした方々の命運を看ると、その全盛期が四柱推命で言う「調和」からかけ離れていることを散見するのです。つまり、
  収入が多い=五行が調和
  有名である=五行が調和
といった方程式が成り立たない場合があるのです。

 古来よりの論によれば五行が調和しないから凶であることになっても、一世を風靡(huubi)するほど活躍する人も散見するのです。人気絶頂の俳優やタレントが突然命を落とすようなことがあるのは、凶であるからなのです。芸術、芸能などの世界の収入と知名度は、古来よりいわれている吉凶の概念では理解できない面があるのです。
  ですから、今年は吉、来年は凶などと、単純に2分類しかできない、単純な視点しか持ち合わせていない自称推命家には関わらないほうが賢明であろうと言えます。
  2008年3月発売の増補改訂版では、実例を挙げ、詳しく説明しました。

視点29 八字や格局に「真」「仮」、あるいは「貴」「賎」の相違がある???
INDEX  視点1〜10  視点11〜20  視点20〜

 
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