四柱推命学に関するよくある質問に対してお答えします。

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質問21 四柱推命学に関わっているからには神秘主義者か?

質問22 運命の存在を肯定するか否定するか?

質問23 陰陽師安倍晴明は呪術師?

質問24 納音(Nachin)って何?

質問25 魁ごうがあるのは珍しい?

質問26 中国の古書にいわれていることはみな正しい?

質問27 生まれた時間が1秒でも違ったら、別の人生か?

質問28 四柱推命学の別名の子平(Shihei)の由来は?

  子平という呼称は、文献考証的にもっとも古い四柱推命の本が残っている、徐子平(Jyo Shihei)の名に由来していると思っている方が多いと思います。プロと自称している方にも多くいらっしゃるようです。それは、そうのように書かれている中国の文献もあるからですが、間違いです。 ちなみに、徐氏の名は居易で、字(Azana)が子平です。

 中国に『子平眞詮』 『淵海子平』 『子平粋言』 などの書物が残っていることからわかるように子平をいう呼称は一般的であったことがわかります。中国では、子平のほか、命理、命学という呼称もあります。四柱推命は、日本独自の呼び方です。

 さて、なぜ、人の運命を論じるものを、子平、と呼ぶのかですが、それについて中国の古書中に解説を見ることができます。意訳しますと、

 「天は子(ne)において開き、子は水(sui)がもっぱら位(kurai)するところである。……水は平らであるなら止まり、そうでなければ流れる。人の世においても、秤(hakari)を用い、平らなればととのう」

とあり、水(mizu)は平らなれば、つねにその表面が水平になり、調和することになります。このことは子平(四柱推命)において五行の調和を重んじることに通じるものがあるのです。
 徐居易氏は、こうした子平の持つ意味合いを当然知っていたでしょうから、字を子平としたのではないかと推察できるのです。
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