ソフト名
万年干支暦(24節気計算) Ver.1.3.18
最終更新日
2002/09/19
著作権の所在
Copyright(c)1998  Akira Osanai 
動作環境
Windows98/Me/2000/XPで動作確認済み
※Win95/98SE/NT/Vistaはマイクロソフトが動作保証
Windows 7の対応について−−−
 Win7 64bit版において、通常のインストールでも問題なく動作することを確認しています。
 市販のパソコンは32bit版が多いですが、64bit版において動くのですから、おそらく何も問題の発生はないであろうと予想されます。
 Win7では、XPのソフトがほとんど何も問題なく使えるようです。
インストーラー
添付なし(アンインストールは、ファイルの削除のみで実行可能)
※WinXP/Vistaの場合、VBランタイムのインストールが必要なことがある
ダウンロード
xp_9810a.exe 95KB

 自己解凍しますと、次の7つのファイルが生成されます。すべて同じフォルダにおいて使用してください。
 ◇mannen02.exe(実行ファイル)
 ◇sekkihlp.html(現在ご覧のファイル)
 ◇planet.txt(ニューカムの摂動項。後掲の中野主一氏の著書による)
 ◇latitude.txt(ニューカムの摂動項。後掲の中野主一氏の著書による)
 ◇sekki01.gif
 ◇sekki02.gif
 ◇mysoft01.css
 このプログラムは、NECのPC−9801上でN88−Basicによって作ったものを、VBに移植したものです。当時のCPUは8086で、5メガヘルツ。1年間の24節気を計算するのに25分以上かかりました。今では1秒とかかりません。200年分の24節気と土用を計算し、プリントアウトしたこともあるのですが、なんと丸々4日間かかりました。隔世の感がします。

 また、このソフトの地球の軌道計算の部分は中野主一氏の著書によっているのですが、太陽の光が地球に届くまでの時間(約8分)を考慮に入れるのを忘れていたため、どうしても計算値が合わず、途方に暮れたものです。そのことに気づくのに1カ月近くかかりました。なつかしい思い出です。

 ところで、24節気と言いましても、ほとんどの方には余りなじみのないものです。ニュースなどで、「今日は大寒です」とか「今日は夏至です」といったことは聞いたことがあるとは思いますが、何らかの運命学に関わっていない限り、その正確な定義についてはご存じないと思います。現在の24節気は、黄経上の度数で厳密に天文学的に定義されています。黄経とは天球上の太陽の通る道筋です(天球とは、地球を中心において描いた、半径無限大の仮想の球です。詳しいことは関係書を参照してください)。地球の地軸が約23.5度、公転面に対して傾いているため、黄経と赤経(赤道を天球に投影したもの)は約23.5度の角度をなしています。そのため、1年に2度だけ黄経と赤経は交叉し、その交点の一つを春分点として、いろいろな天文計算の基準点にしています。

 前置きが長くなりましたが、この春分点に太陽がめぐって来た日を春分の日とするわけですが、この春分点を黄経0度として、15度おきに24節気が定められているのです。「現在の…」と言ったのは、かつては若干異なる定義がされていたからです。その詳しいことについてはここでは割愛することにします。
 さて、四柱推命では24節気を元に月を定義しています。この月を通常の月と区別するために、節月と言います。例えば、立春から雨水の終わりまでを寅月としています。一節一気をもって一節月としますので、一年は12節月ということになります。立春は大体2月4日頃です。「頃」というのは、毎年変わるからです。暦について述べると長くなるのでこれ以上触れないことにします。本ソフトでは、24節気を厳密に計算して表示します。誤差は最大でも20秒程度に収まっております(『理科年表』を基準としての話)。

 次の左側が起動画面です。右の「日干支」フォームについては後で説明します。


起動すると、その年の24節気と土用、そして1日の干支を表示します。西暦年の左右にある矢印をクリックすると、年数が1年加減されます。ダブルクリックすると、10年加減されます。「1月」「2月」……の部分をクリックすると、上図の右側のフォームが表示され、その月の日干支がすべて表示されます。
 【注】 年数を変えた後は、計算ボタンを押して、計算が終了した後しか表示されません。

 上図の左側のフォーム上をクリックすると、右側のフォームは、どこにあってもすぐに隣にやってきて、整列します。操作は単純なので、これ以上説明することはありません。

 計算可能な期間に原則的に制限はありませんが、あまり現代から遠ざかりますと、誤差は拡大しますので、その点はご了承ください。1800年から2100年くらいの間であれば、そこそこの精度は保っていると思います。このプログラムは、ちょっと手を加えるといろいろと機能を追加できるのですが、この辺りで手を打ちました。
 また、インターネット上で3つほど同類のソフトを見たことがありますが、精度が高さは良い部類に入るようです。

【参考図書】
◇中野主一著 『マイコン天文学』 恒星社厚生閣 1983年
◇中野主一著 『マイコン宇宙旅行』 廣済堂出版
◇長沢工著 『天体の位置計算』 地人書館

【補足事項】
◇本プログラムの配布は自由ですが、内容を変更することは一切禁止します。
◇本プログラムはフリーウエアですが著作権は放棄していません。
◇営利目的で本プログラムを利用する際には、事前の承認を求めます。
◇再配布は制限しませんが、同梱してあるファイルをすべて配布されますよう お願いします。
◇万一、本プログラムが原因となって、使用者の財産などに被害が生じましても、一切の責任を負うことはいたしかねますのであらかじめご了承ください。

【更新記録】
2002/09/16 Ver.1.3.18 添付ファイル名を半角英数に変える。
2002/08/14 Ver.1.3.17 XP仕様にするとともに、日干支計算開始をボタンに変更。
2000/05/21 Ver.1.2.16 うるう年の誤りを訂正
1998/10/19 Ver.1.2.14 終了時のバグを修正
1998/10/17 Ver.1.2.13 曜日表示機能を追加。終了してもファイルが残るバグを修正。
1998/10/10 Ver.1.1.11 初めてアップロードする。
以 上

2005/05/07改訂
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