以下の説明を読み、すんなりと理解していただけるのは、私の講義に出席された方と最新刊『基礎から最高峰を目指す四柱推命の本』の読者だけでしょうが、あえて、現状ではまだ少部数しか世の中に流通していませんので、読者の対象が少ないことを承知の上で、こうした形で情報を発信することにしました。
外務大臣としての仕事の評価が高まり、次期総理の声も上がり始めています。では、推命の視点から河野総理はあり得るのかを見ることにします。
生年月日/1963年1月10日出生時間不明 性別/男 年齢/55歳
大運交替/約8歳7カ月13日 交替年月/辛年申月
壬 寅(甲) 大運 癸丑
癸 丑(癸)* 8 甲寅
癸 丑(癸) 18 乙卯 18歳渡米 23歳帰国
丙 辰(乙) 28 丙辰(乙) 32歳(戊) 33歳衆議院当選
38 丁巳
48 戊午(丙) 50歳(丁) 52歳初入閣 54歳外務大臣
58 己未(丁) 62歳(己)
68 庚申
78 辛酉
出生時間が不明なので推定する必要があります。過去の経歴と現状からしますと、丙辰(乙)ではないかと思われます。時干支が丙辰(乙)になるのは、出生時間が午前7時から7時48分までの間に限定されます。
この出生時間ですと日干は強となりますが、現行の戊午の大運では日干は弱に転じます。
また、38歳からの丁巳の大運は、総裁選に立候補したこともありますが、政治家として成すことなき時期であったことも生時類推の参考にしています。つまり、丁巳の大運では「通変の調和」が成立しないような時干支であろうと考えたのです。
さて今後ですが、現在54歳で、57歳くらいまで現状の継続が予想されますが、そのあと大運は己未(丁)となり、「五行の調和」に近づきます。つまり、政治家として多忙を極めるような要職に就いていないであろうと予想されるのです。
もともと敵が多い人物のようですので、安倍政権が終わった後には、一議員に戻ることになると予想されます。ですから、次期総理はあり得ない話、と言えるのです。
「通変の調和」の視点においても、財と官殺の「通変の調和」のみですから、日本のトップに立つには力量不足と言えます。かといって、安倍総理の後に、他に誰が総理にふさわしいかと問われますと、今のところ推命の視点からも適任が見つからないでいます。
※上記の説明には、本書独自の蔵干の考え方と、格局に代わる」「旺の逆転」という視点が含まれています。詳しくは、基礎から最高峰を目指す『四柱推命の本』を参照してください。
2018・2・11
Since:1998-08-05 /// Last updated:2023-8-2
著作権法に基づき、本サイトの内容を、無断で引用、複製、翻訳、放送、出版、改変、等することを禁じます。